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昨夜のドイツ各地のデモは、反・PEGIDA反イスラム化デモ動員数が反イスラム化デモを大きく上回ったが、ドレスデンだけは例外で反イスラム化デモ動員数が25000人、反PEGIDA化側は7000人だった。ドレスデンはPEGIDA発祥の地であるからなのだろうが、ではドレスデンがなぜ反イスラム化を主導するのか? PEGIDAを設立したLutz Bachmannがドレスデン出身である。Bachmannは、1973年に肉屋の息子として生まれ、暴行、強盗、盗みなどの賞罰を受けている犯罪者である。その後南アフリカへ不法滞在し強制送還されている。またコカイン不法所持の前科もある。そのようなものが組織し顔となっているのがPEGIDAである。http://de.wikipedia.org/wiki/Lutz_Bachmann ドレスデンは旧東独の工業都市で戦時中英米軍による爆撃で壊滅した。http://ja.wikipedia.org/…/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83… 旧東独が崩壊する際、ライプチッヒで毎週月曜日に行われた「月曜デモ
がドレスデンなど各都市に飛び火し「ベルリンの壁崩壊」と東独の崩壊につながった。http://de.wikipedia.org/…/Montagsdemonstrat…/1990_in_der_DDR 東西ドイツ再統一後、東側が期待したような経済発展はなく、逆に東西マルクを1対1で交換するという当時のコール政府の無謀な通貨政策により旧東独工業製品は輸出先を喪失し陸続と倒産し経済は破綻し失業率は30%を超えた。そんな状況故有能で抱負をもつ国民は旧西独に移住してしまった。 その時のトラウマとルサンチマンが未だ旧東独地区にはあるという。その怨念が反イスラムという口実で吹き上がっている、というのが雑誌・FOCUSの分析である。

http://www.focus.de/…/die-partitur-der-patrioten-fuenf-frag… 実際のところトルコ人300万人を主流とするモスレム移民は旧西独に集中しているのであり、ドレスデンではモスレムどころか外国人の居住率は全国平均を下回っているのでその反イスラム化の主張に説得力はない。またドイツにはイスラム化という現実もない。もしドイツ人が豚肉食を拒否し、教会ではなくモスク礼拝に通い、割礼をするようになったら、それをイスラム化と呼んでもいいが、そんな社会構造の変動が発生する可能性はゼロである。 しかし反ユーロ政党のAfDがPEGIDAを評価しており連帯を表明している。わたしはここドイツでは「移民」であるが日本国籍を保持しているので選挙権はない。もしあればAfDを支持したいが、このPEGIDA支持の件では失望した。 ドイツ国民の民意の主流は中道リベラルでそこには左右両翼のリベラルが含まれる。具体的にはCDU(中道右派リベラル)とSPD(中道左派リベラル)による現連立政府を支持する人々だ。その主流民意が昨夜の全国総計で約10万人という反・PEGIDAデモ参加者数に表れている。